フィールドセールス
君の成長が、会社の成長に直結する——そう言ってくれる人がいる
オンライン画面の向こうにいる社長様と、「地域の未来」や「これからの事業戦略」について熱く語り合う。今でこそそんな商談を重ねる山地だが、3年2ヶ月前、新卒で入社したばかりの頃は「自分の無力さと肥大化したプライドの狭間で、毎日頭を抱えていた」と振り返る。住宅業界の知識も営業経験もゼロだった彼が、どうやって大きな壁を乗り越え、なぜ「地域密着の建築会社こそ不動産をやるべきだ」と本気で信じるようになったのか。等身大の言葉で語ってもらった。
Q. まず、今のお仕事について教えてください。
フィールドセールスとして、全国の工務店さんやリフォーム会社の社長様に向けて、不動産事業への参入や事業強化のご提案をしています。集客を改善したい、自社建築の受注を増やしたい——そんな社長様の課題に、不動産という切り口でお応えする仕事ですね。
今でこそ画面の向こうの社長様と未来の話を熱く語り合えていますが、入社したばかりの頃は本当にボロボロでした。自分の無力さと、変に大きくなったプライドの間で、毎日のように頭を抱えていたんです。
Q. 入社当初は、どんなところでつまずいたんですか?
最初に任されたのがインサイドセールス、お電話でのアプローチ業務でした。学生時代から人と話すのは苦手じゃなかったので、営業も「自分ならそれなりにできるだろう」と、正直どこかで自信を持って飛び込んだんです。でも、すぐに自分の甘さを思い知らされました。
相手の表情が見えない「電話」というツールが、想像以上に自分には負荷だったんですよね。架電業務があること自体は知っていたんですが、いざ席に座ってみると、用意したトークスクリプト通りに「しゃべる」だけで心がいっぱいになってしまって。会話のキャッチボールなんて、到底できませんでした。
電話を切るたびに「もっと違う切り返しができたはずなのに」「もっと社長のお困りごとを掘り下げて質問していれば、結果は変わったかもしれない」と、後悔と無力感に襲われる毎日で。「意識を変えなきゃ」と思っても、すぐに変われるわけじゃない。電話に伸ばす手が重くなる時期もありました。
Q. その状態から、どうやって抜け出したんですか?
分厚い殻を破るきっかけをくれたのが、上司の前島さんでした。結果が出ず、失敗を恐れて縮こまっていた僕のすべてを見透かすように、こう言ってくれたんです。
「山地は社会人として生まれたばかりなのに、どうしてそんなに最初からできると思っているのか。出来なくて当たり前だからこそ、今のタイミングでいっぱい挑戦して、いっぱい成功も失敗もする。そうやって社会人として成長していくもんだ」
この言葉をもらった時、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。昔、教科書で読んだ中島敦の『山月記』に出てくる「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」というフレーズがずっと頭に残っていたんですが、まさにこれだ、と。「失敗してダサい奴だと思われたくない」「完璧にできないなら最初から挑戦したくない」——そのみっともないプライドこそが、自分の成長に急ブレーキをかけていた正体だったんです。
そこからは、とにかく質より量。「どれだけ小さくてもいいから、目の前の1本に挑戦しよう」と泥をすする覚悟を決めて、がむしゃらに電話に向き合いました。「大人は最初に質より量って言うけど、まさにその通りだな」と心から納得できたのは、その果てですね。数を重ねるうちに少しずつ確固たる自信が生まれて、気づけば、お客様と話しながらその様子をもう一人の自分が上から俯瞰している「第三の目」のような感覚まで持てるようになっていました。
Q. 今年からはフィールドセールスに。考え方に変化はありましたか?
多くの社長様と関わらせていただく中で、業界未経験だったからこそ湧いてきた素朴な疑問があったんです。
「家を建てる素晴らしい技術があるのに、なんで地域密着の建築会社さんは土地の紹介や契約ができないんだろう?」「施主様が『この人なら信頼できる!』と営業マンを好きになってくれたのに、土地を探す段階になると、突然知らない不動産屋さんが出てきてバトンタッチしちゃうのはなぜだろう?」「そもそも、どうしてみんな建築と不動産を、そんなに別物だと思い込んでいるんだろう?」って。
設計も施工もアフターフォローも、あらゆる工程で手間を惜しまないのが地域の工務店さんやリフォーム会社さんです。だったら「どこに建てるか」「どんな中古物件を買うか」という人生最大の決断のスタートラインから、同じ営業マンが相談に乗れた方が、施主様の安心感も信頼度も、絶対に変わってくるはずなんです。
そう確信してからは、「物件王のシステムを売る営業マン」ではなく、「地域密着の会社さんなら、絶対に不動産事業を自社でやった方がいい。それが施主様のためにも、御社の未来のためにもなる」と、心からの本音としてお伝えできるようになりました。
Q. これからの目標や覚悟を聞かせてください。
前島さんはいつも「山地の成長が、冗談抜きで会社の成長に直結するからな」と言ってくれます。最初は身がすくむようなプレッシャーを感じました。でも、良い報告をすれば自分のことのように大喜びしてくれて、ダメな時は誰よりも真剣に、厳しく指導してくれる。
先輩たちが僕という人間に本気でエネルギーを注ぎ続けてくれていることを、この3年2ヶ月、感じない日はありませんでした。「この人たちに応えたい。絶対に義理を通したい」という想いが、今の僕の折れない原動力になっています。
これまでの僕の人生は、少しでも失敗しそうなら挑戦を避ける、いわば「いつも75点くらい」の人生でした。大崩れもしない代わりに、心の底から沸き立つような達成感も、本当の意味での成長もない。だからこそ、これからは求められる成果のために、絶対に挑戦から逃げないと決めています。本気で挑んだ結果が40点でも65点でも80点でも、今のありのままの自分をすべて受け入れる。泥臭くても、そこからまた這い上がって成長していけばいい——そう思えるようになったことが、社会人になって得た最大の財産です。
Q. 最後に、新しい環境へのチャレンジや転職を考えている皆さんへ。
ここまで偉そうに語ってきましたけど、3年前の僕なんて、電話1本かけるのにビビってたタイプです(笑)。なので「うまくやれるかな」「失敗したらどうしよう」って不安もめちゃくちゃわかります。
でも最初からできる人なんていないし、あんまり気負わず、一歩を踏み出してみることが大事だと思っています。
その一歩の先に物件王があったら嬉しいですけど、皆さんがどこであれ「入社してよかったな」って思える場所に出会えますように。同じく崖から飛び降りた人間として、こっそり応援してます。
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スキルよりも、「住宅で社会を豊かに」という想いへの共感を大切にしています。
まずはざっくばらんに、お話しするところから始めましょう。